当院で使用している鍼について

現在、臨床の多くは、セイリンJSPタイプを代表とするシリコンコーティンされた鍼を使用する現場が多いです。シリコンコーテイングの鍼は、比較的簡単に打つことができますが、治療的な刺激が得難い面もあります。そこで当院は、基本的に大多数の患者さんにNEOディスポ鍼を使用しています。

鍼の刺激が苦手な場合、顔などで内出血のリスクを軽減する場合、美容鍼の場合には、「セイリンJSP」、または「SARASA」を使用します。

NEOディスポ鍼は主に寸3-2番を使用しています。細く感じる場合もありますが、しっかりとした押手を作り、押手厚で刺激を調整することで、重度のこりにも、十分対応可能だと思います。筋に厚みがある部位には寸6や2寸を使用します。 鍼の手技は単鍼と置鍼を組み合わせて行いますが、一人の患者さんに、20本~30本の鍼を使用することが多いです。患者さんによっては1回の治療で200本位の鍼を使用する場合もあります。

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