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当院は、日常的な疲れ目から重い眼精疲労まで、目に関する専門的な鍼治療を行っています。特に「目の周囲」や「目の奥」のズキズキするような痛みの治療を得意としています。視力改善効果もありますので、眼精疲労による視力低下でもご相談ください。また、眼精疲労に伴う「首・肩こり」はもとより、眼精疲労から生じる「自律神経失調症」の改善にも取り組んでいます。当院は、開院から8年、延べ45,000件以上の眼精疲労治療経験を有しています。

 院長小宮の眼精疲労体験 

眼精疲労が良くなれば人生が変わる、、、。少々、大げさな表現ですが、ひどい疲れ目・眼精疲労が原因で日常生活に支障を来している人は少なくありません。
私自身は8歳の時からひどい眼精疲労に悩まされていました。これまでに、幾多の療法を試しましたが、結論から言って「重度の眼精疲労には鍼が最適」との確信を持っています。
当院の眼精疲労治療は、院長小宮が自らの体験の中から生み出した渾身の治療です。詳しくはこちらをご覧ください。

当院の眼精疲労治療は、目にしっかりと鍼をします。目の周りだけでも12本~50本ほどの鍼を行い、治療時間も70分~90分と長いのが特徴です。当院へは板橋区の東武東上線「大山駅」から徒歩3分です。

 難治性の眼精疲労症候群 

目の周りの不快感、原因不明の目の奥の痛み、著し羞明感、慢性的な目の霞、ピント不全など重度の眼精疲労から生じる自律神経失調などの難治性の眼精疲労に取りも組んでいます。当院はこのような症状を眼精疲労症候群(がんせいひろうしょうこうぐん)として全身的な治療を行っています。

オアシス式眼精疲労治療の特徴

開院より8年間で5000人以上の眼精疲労の患者さんを担当し、延べ4万5000件の施術を行っております。目の鍼治療という分野では全国でも有数の施術経験を有しています。

眼科勤務経験のある施術者もおり、眼科手術や再生医療など、最先端の眼科医療に関する高い知識を有しています。また、施術者自身が様々な眼科への受診経験があります。

原因不明の眼痛、ドライアイ、緑内障、ぶどう膜炎、網膜症など、様々な目の病気の治療に取り組んでいます。眼精疲労を同時に治療することで進行予防や自然治癒を促します。

こり取り名人と新聞に紹介されたのをはじめ、NHKやTBSなど、目の健康に関する取材を受けています。また、日本の視覚障害者の代表として海外のテレビ取材も受けました。

当院は女性鍼灸師が運営する治療院です。子育て中の女性スタッフもおりますので、女性特有悩みなどもご相談ください。尚、男性スタッフ(院長の夫で鍼灸師)が1名おります。

眼精疲労がひどく休職している方や、自律神経を失調して日常生活が困難な方の治療にも取り組んでいます。治療期間を要しますが、社会復帰のための健康管理なども行っています。

目と耳は密接な関係を有しています。目の不調から「原因不明の浮遊性のめまい」を生じることがあります。また、当院では目の奥の痛みに「めまい」を伴う例を多く治療しています。

当院の患者さんの約1割は過去にLASIKを受けた方です。LASIKに関しては術式、経過の推移、合併症、重篤な後遺症まで熟知しています。LASIK特有の眼精疲労を治療できる施設は少ないと思います。

眼精疲労や目の痛みから、鎮痛剤や安定剤の服用を開始し、依存体質となってしまった方が、「減薬・断薬」を目標に当院で治療を受ける場合も多いです。(減薬・断薬は必ず医師の指示に従ってください。)

治療費用(初診料別途1,000円)

当院の眼精疲労治療は、標準コースとして、首肩を含めてた目の治療を行っています。標準コースには+1000円で一部位追加できます。例えば、腰も併せて治療を行う場合は合計8,000円となります。所要時間は約70分です。

総合コースは、部位を特定せず目を含めた全身の治療を行います。症状が広範囲で鍼の刺激になれている方、遠方にお住まいで一度に長時間の治療を希望される方、などにお勧めです。所要時間は約90分です。

とにかく目に鍼をしてほしい。首肩は調子が良いので目だけで良いといった要望もあります。そのような方には、目だけを集中的に治療する「集中治療」がおススメです。所要時間は約50分です。

眼精疲労鍼トライアルコース

眼精疲労鍼トライアルコースは、鍼に対して不安がある方、目の周りやお顔の鍼が初めての方に、おススメです。標準コースと同様に、首肩・背中、目の周りに鍼をします。標準コースとは異なり、鍼の本数を首肩・背中に12本、目の周りに12本と決めております。所要時間は約60分程度となります。費用は5,000円です。トライアルコースは、初診時のみだけでなく、何回でもトライアルコースをお受けいただけます。

眼精疲労鍼の適応

◆どのような職業の人が治療を受けていますか?

最も多いのが、デスクワークを主とする方です。管理業務で常にパソコン画面を見ている方。経理など、細かい数字を扱う仕事をしている方。CADで図面を描いている方。特に、SEやプログラマー、デザイナーの方が多く、朝起きてから寝るまでモニターを見ているという場合も少なくありません。

また、比較的多いのが、飛行機や電車、車の運転など、運転業務に従事されている方々です。
最近では医師・歯科医の方も増えています。診療でパソコン入力が必須になってきているのと、研究や論文作成などで目を酷使されています。

特殊な分野では、レーシングドライバーや競馬・競艇の選手、プロスポーツ選手などが、眼精疲労から生じる視機能低下の解消の為、受ける方もいます。

◆治療は何歳から受けられますか?(適応年齢)

小中学生を対象とする特殊なケースもありますが、基本的には高校生以上が適応となります。受験勉強等による眼精疲労が主です。尚、未成年者の場合は必ずご両親の同意が必要です。

◆目に病気があっても治療は受けられますか?

私たちは生活するうえで、ほぼすべての情報を視覚に頼っています。そのため、目に病気や障害があると、目を酷使しないような生活を送っていても、眼精疲労を強く感じる場合があります。
遠視や弱視の方、斜視がある方は目が疲れやすいです。また、角膜障害や、緑内障、ぶどう膜炎、網膜症などで視力が低下している場合なども眼精疲労になりやすく、当院の鍼治療を受ける方の多くが目に病気を抱えている方です。

◆内科的な病気がありますが、治療は受けられますか?

本来、鍼治療は自然治癒力を高め、様々な病気を治癒へと導く効果を有していますので、問題はありません。

特に、内科疾患から目に症状がでる場合がありますので、当院では目の症状と合わせて身体的な症状もケアしていきます。代表的なのは糖尿病性網膜症です。その他、膠原病による強膜炎やドライアイなどがあります。また、パセド病などの甲状腺の病気でも眼球突出や複視などが起こる場合があります。

◆妊娠中ですが治療は受けられますか?

妊娠中の場合でも治療は可能ですが、あくまでもご本人の状態によります。妊娠初期は治療を控えたほうが良い場合もありますが、安定期に入れば、おおよそ治療は可能です。

◆現在、授乳中ですが治療はうけられますか?

昔から産後は目が疲れやすい、と言われてきました。特に出産後、授乳期間は女性ホルモンの影響で視力が不安定となり、不規則な生活から目が乾きやすくなる場合があります。産後に自律神経を失調して重度の眼精疲労になる方も多く、当院では多数の改善例を得ています。

◆遠方に住んでいますが治療は受けられますか?

当院は重度の眼精疲労に対して専門的な治療を行っている全国でも数少ない治療院です。そのため、遠方にお住まいの方からも、よくお問い合わせいただきます。特殊なケースでは、飛行機や新幹線でお越し頂く場合もあります。

1回の治療だけでは効果が限定的であるため、何回か継続して通っていただく必要があります。患者様に応じた治療計画を立てさせて頂きますので、あらかじめご連絡ください。

眼精疲労鍼の効果

治療の効果には個人差がありますが、早い人は目の鍼を抜いた直後から、視界がクリアになり、目の周囲が軽くなるとい実感が得られます。通常は、治療から数時間後に効果を実感し、翌朝には目の疲労感が解消しているというケースが多いです。

ただ、治療後、普段通り目を酷使してしまうと、数日後には効果が薄れ、元の眼精疲労の状態に戻ってしまいます。ですから、ある程度の期間は治療を継続していただき、生活習慣の改善などを含めて、眼精疲労の治療に取り組んで頂く必要がります。

概ね、一週間に一度、4~5回ぐらい継続して治療をお受けいただくのがおススメです。蓄積した眼精疲労がある程度軽減すると、あとは治療間隔をあけても大丈夫です。中には鍼の刺激がとても苦手で標準的な治療を行えない場合があります。このような場合は、少ない刺激で、回数を重ねていきます。

尚、4~5回ぐらい治療を受けても、あまり効果が得られない場合もあります。特に、目の痛みが強い場合、また自律神経を失調した状態であったり、一日中パソコン作業をしているなどの場合は、治療期間は長くなります。

患者さんから頂いたお手紙

 Aさん 

 私は生まれつき網膜の病気があり、眼鏡をかけても0.3ぐらいで、見えている範囲も人より狭いと医師に言われておりました。夜になると、途端に物が見えにくくなり、特に夜道など置いてある自転車にぶつかりそうになったり、道路標識なども見えず、いつも不便な思いをしておりました。そして何より目が見えにくい生活で、眼精疲労に常に悩まされていました。

 何とか、この見えにくさと眼精疲労を解消したいと、様々な眼鏡を試したり、コンタクトの度数を何回も調整してもらいましたが、これといった改善はありませんでした。眼科を数件受診するも、網膜の病気は有効な治療法がない、ということで半ばどうしようもないこと、と諦めておりました。続きはこちらをご覧ください。

自宅で出来る疲れ目ケアのツボ

【歴史・由来】
ツボとは、2000年前の中国で体系化された東洋医学の概念で、正式には経穴(けいけつ)と呼ばれています。刺激すれば様々な症状が改善するという、体表の「1点」をツボとして命名したものです。2006年には、WHO(世界保健機構)によって、ツボに関する国際基準が設けられています。

【ツボ押しの目安】
◆1つのツボにつき、1押し5秒を3回程度行うのが目安です。
◆ゆっくり、心地よいと感じる圧をかけてください。
◆朝・昼・晩と行うのが目安です。休憩時間や就寝前など、目が疲れた時に随時行ってください。

賛竹(さんちく)
攅竹(さんちく)の「攅」は集まるという意味で、竹が密集したように見える眉毛の内端を表しています。みけんにあるツボで、眼精疲労やドライアイ、視力回復にも効果的とされています。まゆげの一番内側に、骨のくぼみがあります。ここを、親指の腹で、上に押し上げるように指圧してください。この時に眼球を圧迫しないように注意してください。目がパッチリして、明るく見えますよ。

四白(しはく)
四白(しはく)の「白」は明るいという意味で、四方が明るく見るという効果を示しています。
まぶたの下にあるツボで、目の下の「くま」や「むくみ」の解消に効果的とされています。
黒目の下に、ほほが少しくぼんだ部分があります。ここを、人差し指で骨に向かって垂直に指圧してください。四白は美白のツボとも呼ばれて夏の紫外線で出来てしまった「しみ」や「くすみ」にも効果的とされています。

太陽(たいよう)
太陽(たいよう)の「太」は盛んという意味で、陽気が盛んなことを示しています。そこを押すことで高まり過ぎた陽気を鎮めるという意味合いになります。

こめかみにあるツボで、目の奥の疲れや片頭痛はもちろん、イライラを鎮める効果もあります。
人差し指と中指で、こめかみを、ゆっくりと頭の中心に向かって指圧してください。
夏の疲れがとりますよ。

 

【目次】
◆第一章「エピローグ」~眼精疲労社会の到来
◆第二章「幼少期編」 ~九死に一生を得た体験
◆第三章「青年期編」~難病を背負って生きる
◆第四章「社会人編」~重度のうつ病を発症
◆第五章「鍼灸師編」~希望のはりに未来を


第一章「エピローグ」~眼精疲労社会の到来

眼精疲労が良くなれば人生が変わる、、、。少々、大げさな表現ですが、ひどい疲れ目・眼精疲労が原因で日常生活に支障を来している人は少なくありません。実際に、眼精疲労で苦しむ人々の症状は、とても深刻です。この10年で、私たちの日常生活(ビジュアルライフ)を取り巻く環境は、激変しました。一番はスマートフォンの急速な普及です。電車に乗った時、乗客のほとんどがスマホを凝視ているという光景は、今や決して珍しくはありません。また、毎日明け方までゲームに熱中する若者や、SNSを常にチェックする大人など、あらゆる世代が目を酷使しする時代です。眼精疲労が怖いのは、決して症状が目の問題だけにはとどまらないことです。肩こりや頭痛はもちろん、眼精疲労から自律神経を失調しする人も急増しています。

さて、長年にわたり眼精疲労に悩まされている人は、もうすでに色々な治療を経験されていると思います。ツボ押しやマッサージをはじめ、サプリメントやビタミン剤。点眼薬や鎮痛剤など、メディアでも眼精疲労に良いとされる様々な療法が紹介されています。

しかし、いずれも劇的な効果は得られないような印象があります。後章で触れますが、私自身は8歳の時からひどい眼精疲労に悩まされていました。これまでに、幾多の療法を試しましたが、結論から言って「眼精疲労には鍼が一番」との確信を持っています。鍼治療は、少々敷居が高いものですが、私の眼精疲労体験を踏まえて、本サイトでは「眼精疲労鍼(鍼による眼精疲労治療)」について紹介していきます。


第二章「幼少期編」~九死に一生を得た体験

私は鍼灸師です。今では、オアシスはり灸治療院の院長として日々、患者さんを治療できる程に、心身ともに気力にみちております。しかし、これまでの歩みは決して順風なものではありませんでした。

長野県のごく一般的な家庭で生まれ育ったわたくしは、8歳の時に生死をさまよう大病を患いました。
年の瀬も近い12月、あたり一面に雪が積もっていたのを覚えています。その日は朝から今までに感じたことのない倦怠感で動けずにいました。突然、40度を超える高熱が出て、全身の皮膚粘膜が焼けただれたようになりました。

即日入院となりました。奇跡的に一命を取り留めましたが、目に重い後遺症が残りました。医師からは退院時にスティーブンス・ジョンソン症候群という診断名を告げられました。後から分かったことですが、原因は薬の重篤な副作用でした。

スティーブンス・ジョンソン症候群とは、医薬品の副作用により全身の皮膚粘膜に強い炎症を起こす病気です。発症は100万人に1名とごくまれですが、一命を取り留めても目や肺に重い後遺症が残る場合があります。目の障害として重症ドライアイや角膜混濁、肺の障害では労作性呼吸困難を伴う閉塞性細気管支炎が代表的です。

以来、日常的に襲ってくる目の激痛と、視力を失うことへの不安の中で生きて参りました。時には、なぜ自分がこんなめに、と心を病むこともありました。
これからの人生、目と肺に後遺症障害を背負ったたまま、生き抜いて行かなければならなくなったのです。


第三章「青年期編」~難病を背負って生きる

2カ月に及ぶ入院の末退院するも、様々な後遺症が残りました。この病気は涙腺が障害され、涙が出なくなってしまうことがあります。私の場合は、ごくわずかですが涙腺の機能が残存しました。そのため、かろうじて日常生活を送れる視力が保たれていました。

ただ、常に眼の表面が痛い、いつも目が真っ赤、物が非常に見えにくく、光がまぶしいという状態で、小中高と生活を送っていました。

◆涙は目の生命線

涙は、泣いたとき・笑った時に出ると思われる方もいますが、私たちの目の表面は通常、薄い涙の層で保護されています。ですから涙が少なくなると、とたんに目は傷だらけになってしまいます。
私にとって、涙は目の生命線。もし、涙が全く出なくなってしまったら、、、。

人生は過酷なものです。その後、私の涙は徐々に減っていき20代中頃には、ついにゼロになります。

◆子供のころの「眼精疲労体験」

私は大病以後、小学生のころから「ひどい肩こり」に悩まされていました。常に目の周りに不快感があり、字を見ると途端に首・肩が痛くなりました。いつも全身倦怠感があり、ひどいときには頭痛と吐き気で食事もろくに取れませんでした。ですから、学校から帰って来ると、何もする気になれず、寝込んでいる毎日でした。おこずかいをもらうと、薬局に湿布を買いに行ったものでした。

今思うと、それは全て「目の疲れ・眼精疲労」が原因だったのだと思います。ただ、当時は眼精疲労という認識がなかった為、「なんでこんなに身体がつらいのだろうか」、と子供ながらに憂鬱な日々を過ごしていたのを覚えています。

◆目の痛みを理解されない苦しみ

足を骨折すれば松葉杖をつきますので周囲が心配してくれます。しかし、目が辛いという状況は、周囲にはあまり理解してもらえませんでした。目が痛いから寝込んでいるのに、周囲からは「怠けている、努力が足りない」などと言われ、精神的にも追い込まれていました。家でも孤立感を感じていた私は、実家を離れ、愛知県で単身生活を送るという選択をしました。


第四章「社会人編」~重度のうつ病を発症

一人暮らしをしながら学生生活を送り、一般企業に就職しました。当時は、パソコンもそれほど普及していませんでしたが、それでも常にひどい眼精疲労に悩まされていました。それでも生きていくには、働かなくてはなりません。
生活費と治療費を稼ぐために働く日々。働けば働くほど目の症状は悪化する、という悪循環に陥っていました。
そのような中、やがて日常は破たんします。

◆心身の疲労から「うつ病」を発症

20代の中ころ、重度の自律神経失調症、うつ病のため、一日の大半をベットの上で過ごすという時期がありました。不眠、耳鳴り、めまい、頭痛、動悸、全身の関節の痛みで立ち上がることもできませんでした。また、焦り、不安から、横になっていても、心が休まらない状態が続きました。

もちろん、病院で検査をしても異常は見つからず、医師からは心療内科の受診を勧められました。心療内科では、睡眠薬、抗精神薬による治療を受けましたが、一向に良くなる感じはありませんでした。それどころか、薬を飲み続けることへの不安、副作用に対する懸念から、さらに体調を崩し、最終的には1日15種類もの薬を服用するという日々が続きました。いわゆる「重度のうつ病」の状態でした。


第五章「鍼灸師編」~希望のはりに未来を託す

先が見えない生活の中、知人より鍼治療で重病が良くなったという話を聞き、実際にその鍼灸院を紹介してもらいました。その先生こそ、鍼治療の大家であり、我が師であります。鍼治療との出会いがあったからこそ、今の私があると言っても過言ではありません。

その鍼灸院は遠方でしたが、週に3回、通い続けました。はじめは電車に乗ることも億劫だったのでタクシーを利用していました。しかし治療を受けた帰りは、不思議と活力が湧いてきて、電車でも帰宅できる状態となっていました。

◆治療初期は一進一退の状態

少しづつですが、夜も眠れるようになって、食欲も沸いてきました。薬の量も徐々に減り、1年あまりで薬なしで生活できるまでになりました。
ただし、鍼治療を継続して受けていく中で、眼精疲労の症状は、どうしても良くなりませんでした。このままでは、私は一生働けない。それならば自分で。自らが鍼灸師になり、自分で自分の眼精疲労を治すしかない。という思いに至ったのです。

◆自らの人生を鍼に託す

私にとっての唯一の希望、それは「希望の鍼」。
幸い日本には各都道府県に盲学校があり、盲学校の専攻科で鍼灸マッサージ国家資格を取得することができます。わたしは筑波大学付属盲学校鍼灸手技療法科に入学し、鍼灸師の国家資格を取得しました。

盲学校には、生まれながら目が見えない人、いつしか目が見えなくなってしまうかもしれない難病を抱えた人、事故などで突然視力を失った人など、実に様々な境遇の仲間と出会いました。皆の前向きな姿に、生きる勇気をもらいました。

◆おわりに

現在、鍼灸専門院を開業して9年目を迎えましたが、患者さんは延べ5万人を越えています。わたしたちの眼精疲労治療の技術は、苦しみの中、決してあきらめず、鍼によって希望を見出した経験から生みだした渾身の技術です。

今後とも、患者様お一人お一人のご期待に添えるよう治療技術の向上に尽力して参りたいと思います。そして、患者様と、苦しみも喜びも共に分かち合えるような鍼医を目指して日々研鑽を重ねてまいりたいと思います。どうぞ今後とも宜しくお願い致します。目のことでお困りの方は是非一度ご相談ください。