2023年筑波盲生徒院見学1

自己紹介

私が、このオアシスはり灸治療院の院長で、株式会社オアシスをつくりました小宮真由美です。どうぞよろしくお願い致します。

まず、私は2006年に筑波大学附属盲学校を卒業して鍼灸マッサージの免許を取得しました。そして、2009年、つまり2年間修行と言いますか勉強したのち、板橋区の大山と言うところで、私の個人事業としてオアシスはり灸治療院をつくりました。

そして、主人は2015年に、私や皆さんと同じ、筑波大学附属盲学校を卒業して、すぐに私と一緒に施術を始めました。

その後、2018年には、この板橋駅駅前に店舗に拡張移転して、私の個人事業だった治療院を法人化して株式会社オアシスを作りました。社長は主人である小宮豊一になって貰いました。

1、開業しようと思った理由を教えてください。就職のご経験はありますか?

【院長】

まず、私は子供の時に病気になり目と肺に後遺症が残りました。普通の学校に行っていたのですが、地元は長野で車社会で、当時視力がギリギリ車の免許が取れない程度だったので、高校を卒業と同時に名古屋に進学して、卒業後、一般企業に就職しました。今思えば、そこでの社会経験は、治療院の運営にとても役に立っています。

例えば、電話対応はもちろんですが、患者さんとしていらっしゃる人たちは、現役の会社員の人がほとんどなので、その方たちの会社での状況やストレスが理解できたり、治療院を運営するための経費の事や、一般企業で雇われていたので、社会保険や雇用保険・労災・有給休暇など、雇用される側の気持ちもわかりました。ですから、ある程度の社会常識は必要ですし、これまでの人生経験は、鍼灸院を開業する上でとても生かすことができます。

皆さんも、今までの経験はとても役に立つと思います。ぜひ生かしてください。

話が元に戻りますが、私は、会社員をやっている間にどんどん目が悪くなり、涙も全く出なくなり、痛みが増して会社で働くことが困難となりました。30歳の時です。

その後、会社は退職して、初めて盲学校で鍼灸を学べると言うことを知り「もっと早くこんなに目が辛くなる前に、鍼灸師と言う道があるんだと知りたかった!!」と、強く思いながら、皆さんと同じ附属の鍼灸手技療法科に入学しました。

開業しようと思った理由につながってきますが、一般企業で雇われるのも鍼灸師として雇われるのも無理だと思いました。

なぜかと言うと、スティーブンスジョンソン症候群と言う、目の粘膜が非常に弱くて、乾燥感が強く、エアコン等の風も耐え難い体の病気が悪化して、エアコンなどで空調管理している一般的な職場環境では、1日も働くことができないので、勤める所がないと感じていましま。だから、自分が働ける環境を自分で作るしかなかったんです。だから開業をしました。それしか生活費を稼ぐ道がなかったんですね。

2、学校を卒業されてから開業までの経緯を教えてください。どのようなご準備をしたとか、ご苦労されたこと、後悔したことなどありますか?

【院長】

まず、ヘルスキーパーと言う社内の健康な人たちに鍼灸マッサージをする安全で安定な職業を頑張って1年勤めて失業保険をもらって開業資金を貯めました。

因みに、ヘルスキーパーは一流企業に正社員として勤めることができ、経済的にも社会的にも安泰なんですが、私にはやりがいが全く感じられなかったです。人それぞれ、向き不向きがありますね。

ですから、ヘルスキーパーをしながら、私は、自分も治療してもらっていた大好きな経絡治療の塾に入れてもらって、そちらをメインに勉強しました。

そして、現代鍼灸は、学校で学校の治療室だけをさせてもらえる聴講生と言う制度で、卒業後も1年間治療室で経験を積ませていただきました。

卒業後なので、既に免許は持っていましたので、どんどん治療させていただき、すごく勉強になりました。すごく経験にもなりました。

それと同時に、個人でも出張施術をしたり、自宅で開業をしたりしました。

自宅開業は、借りている家だったので、全く宣伝せず、完全口コミで看板も出さずに、リビングに手作りベッドを置いて、キッチンはつっぱりカーテンで隠して施術していました。

完全口コミでも、それなりに患者さんは来てくださったのですが、生活できるだけの収入にならず、店舗を借りることになりました。

店舗を借りると言う事は、家賃が発生したり、内装にも数百万単位でかかりましたから「もうやるしかない」「私はこれで生きていくんだ!」と言う決意ができました。

私の両親や兄弟は、そんなのうまくいくわけがないと思っていたようですが、あの時、開業していなかったら、きっと大きな後悔をしていたでしょうね。

苦労したことはありますか?と言う質問に対しては、その時私はやる気満々だったので、苦労だと思った事はないです。

むしろ、目が悪くなって、肺も悪くて普通に動けず、職場の環境に耐えられないのでどこかに勤める事もままならない状況だったのに、働く事が出来て嬉しかったし、私に鍼灸師と言う生きる術を与えてくれた学校にも感謝しています。

3

開業するために必要な技術や能力について、先生のお考えを教えてください。

【とよちゃん】

開業して良かったことを教えてください。

【院長】

開業して良かった事は、自分がやった分だけの収入が得られると言うことです。努力した分の収入ややりがいを得ることができました。

5

以前は大山で営業されていましたが、板橋へ移転された理由として、土地柄や立地等、考慮された点はありますか?

【とよちゃん】

6

現在の治療室のすぐそばで開業

された理由を教えていただけますか?何か治療方針等違いはありますか?

【とよちゃん】

7

ホームページを拝見しました。目と耳の治療に特化した理由を教えてください。8、目の疾患に特化して専門性を打ち出していらっしゃると感じました。施術にあたり、医師(患者の主治医)との連携等はとっていらっしゃいますか?

【とよちゃん】

9施術方法は、東洋医学的 現代医学的どちらですか?

【院長】

結果を先に言うと、当院では両方の治療をそれぞれ別々の患者さんにやっています。

現代医学的と東洋医学的を混ぜるのではなく、純粋に現代鍼灸は現代鍼灸、東洋医学的な治療は裏メニューとして経絡治療(本治法)をしています。

どうして裏メニューかというと、現在鍼灸は分かりやすくて痛いところ凝っているところ、トリガーポイントなどに鍼をしていくのですが、東洋医学的な経絡治療は、その先生の見立てが全てなので、再現性がなく、その先生しか治療ができないんです。

ですから当院では、その経絡治療を勉強した私だけが行っているので、患者さんが沢山き過ぎても私一人では治療しきれないので、オアシスに来院された患者さんたちの中で、適した人をこちらで選んで、裏メニューとして勧めています。

適した人と言うのは、現代鍼灸が特に得意とする運動器疾患ではなく、胃腸の調子が悪いとか不定愁訴などです。

10.

子供の患者さんも診ることはありますか?ある場合、大人と違って気をつけていることがありましたら教えてください。

【とよちゃん】

11 

1日何人ぐらいの患者さんを見ていますか?

【院長】

コロナ禍前は1ヵ月に550人位です。コロナ禍に入って、自分たちの体のことも考えて、目の他に肺も悪いので、治療院自体の休みを増やしました。ですから休みを増やしたので、現在は1ヶ月400人ぐらいです。

12

スタッフの方を雇っていらっしゃいますが、経営者としてどのような人材・技能を求めていらっしゃいますか?

これは社長の小宮がお話しします。

【とよちゃん】

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