第二章「眼精疲労の症状」の構成

眼精疲労の症状は多岐にわたります。実際の患者さんと対峙した時、それらの症状と、しっかり向き合うためには、医学的な知識を身に着ける必要があります。ここでは、患者さんの具体的な主訴を挙げ、その症状に対応sるための糸口を解説していきます。

つまり、専門的な眼精疲労治療の第一関門である「問診力」を培う章とします。

主訴

解説

患者さんの自覚症状リスト

◆目の症状
□目が疲れやすい。
□目が乾く。
□目がショボショボする。
□充血しやすい。
□目の表面がゴロゴロする。
□目の表面がヒリヒリする。
□目の表面が痛い。
□視界がかすむ。
□物にピントが合いにくくなる。
□小さな文字にピントが合わない。
□遠くがぼやける。「
□眉間に痛みがある。
□こめかみに痛みがある。
□目の周囲がこわばる。
□目の周りがジンジン痛む。
□目の周りに灼熱感がある。
□眼球に圧迫感がる。
□目が腫れぼったく感じる。
□瞼が下がってくる
□瞼が重い
□瞼がケイレンする。
□目のくまがひどくなった。
□目の奥がズキズキする。
□液晶画面を見るのがつらい。
□車の運転で目がつかれてしまう。
□眼球の動きが悪いように感じる
□眼球が奥に引っ張られる感覚が。
□眼球を動かすと目の奥がズキンと痛む。

□電球などの光が眩しく感じる。
□太陽の光を眩しく感じる。

◆頭部へ症状

□頭痛がひどい
□頭が締め付けられる
□頭がズキンズキンする。
□頭全体が凝っている

◆耳や顎への症状

□浮遊性のめまい症状がする。
□視界がゆらゆらしたり、突然クラっとする。
□耳鳴りや耳閉塞感がある。
□顎が痛い
□歯ぎしりや噛みしめが強い

◆こりの症状

□首肩がこる
□頭の付け根(盆の窪)がこる。
□背中がはる
□腕がこる。
□腕がしびれる。
□首がしめつけられる感じがする。
□腰が重だるい。

◆自律神経失調症状

□食欲がわかない
□胃がムカムカする。
□吐き気をもよおすことがある。
□喉に物がつまったような感じがする。
□呼吸が苦しくなることがある。
□動機がする。
□血圧が上昇する。
□いつもだるい。
□目覚めの悪さ。
□朝起きがけが辛い。
□全身の筋緊張
□めまい、耳鳴り
□睡眠障害
□動悸、息切れ、胸痛
□うつ症状
□イライラ
□手足の冷え
□月経異常

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