ゼロから始める鍼実技

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こみこみ鍼灸師

2021年1月12日 15:51

皆さま、はじめまして。オアシスはり灸治療院・院長の小宮です。ここでは、私が習得してきた、現代鍼灸における「鍼の基本的な打ち方」について、動画などを交えながら解説させて頂きます。皆様の鍼技術の向上にお役に立てれば幸いです。

皆さま、こんには。新米鍼灸師代表の小宮です。私は初学者の立場から、どのようにしたら鍼の技術を向上できるかを考察していきたいと思います。学生や鍼灸初学者の方の中には、コロナ禍で、鍼実技の練習がままならない状況の方が多いと思います。ぜひ参考にしてください。

一方、私たち初学者の鍼は、実際に受けると、多くの場合、所作のぎこちなさ、押手の心許なさが、伝わってしまいます。どちらも、経験と自信がない現れでもあります

一般的は、それらを克服するには年月を要するものですが、

時は待ってくれません。経験不足でも、鍼を打たなければなりません。では、それをどう補えば良いでしょうか?

学校では実技の時間が少なく、実践的な鍼の打ち方を学ぶ機会がなかった・・・。

かもしれません。しかし、上手く鍼が刺入できないからと言って、太い鍼やシリコンコーティングされた鍼に頼りがちになります。

しかし、鍼の番手や素材は、患者さんの体質に合わせて選ぶものであり、あらゆる種類の鍼を使いこなせるようにならなければなりません。

下手を道具のせいにしてはいけません。

大切なのは基礎理論を習得することです。鍼の打ち方は、スポーツなどで正しいフォームを身につけるのと同じです。逆に正しい理論を身につけていないと、いくら経験を積んでも、鍼が下手な鍼灸師で一生を終えてしまうかもしれません・・・。

目次

達人から基本を学ぶ

さて、達人技という言葉があります。

鍼灸の世界でも達人と呼ばれる者がいます。彼らが打つ鍼は、すべての動作がスムーズで無駄がありません。

上手い、速い、そして美しい。

オアシスはり灸治療院の小宮麻友美も、そんな凄い鍼を打つ鍼灸師の1人です。

彼女は、どのようにして鍼を打っているのか?鍼を打つ、わずか数秒の間に、どれだけの技術が込められているか?以下は、新米新鍼灸師小宮が、達人の技術を分析・模倣する中で、それを理論化した内容となっています。

現代鍼灸で鍼を上手く打つための基本

鍼治療は「手先の感覚」「触診」が最も大切だと、私は考えています。ツボの正確な位置や深部のこりは、見た目では決してわかりません。鍼を打つ場所は、触診をして初めて定めることが出来るのです。

ですから、手先の感覚が鋭敏な人ほど鍼を打つのが上手いと思います。

少し難しい表現ですが、研ぎ澄まされた手先の感覚を習得するには、手先に刻まれる感触の蓄積(記憶)が大切です。

ただし、それは鍼灸師になってからの年数ではなく、どれだけ多くの患者さんを治療してきたか、が大事なのです。患者さんを数多く治療していく中で、鍼の技術は上達していくものです。

私は鍼灸師になって15年なので、決してベテランとは言えません。しかし、日々、何千本もの鍼を打ち続けるなかで、手先の感覚に磨きをかけ、鍼を打つ精度と速度を向上してきました。

そりゃそうです。達人と呼ばれる鍼灸師の多くは、どうやって鍼を打つかなんて考えずに治療を行っています。超感覚の世界ではありますが、それを理論化することで、皆がそのレベルに到達できるようになればと思います。それでは、上手く鍼を打つための理論です。以下、本編。

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